Tuesday, September 05, 2006

お客様は神様です


言われなくてもわかるような内容だけど、仕事を通してあまりにできてないと感じることが多々あるので、非常に感銘をうける。以下引用文です。全文はこちら


私がスタートアップのファウンダーに言っているのは、最初からビジネスモデルにあまり重点を置くな、ということだ。出だしで一番大切な仕事は、何であれ人々が求めるもの作り出すことだ。それができなければいくら巧妙なビジネスモデルを考え出しても役に立たない。

私がファウンダーに「まず何かスゴイものを作ることに集中しろ、金を儲ける方法を心配するな」と言っているのでえらく非難されてきた。しかしそれが Googleがやったことだ。それをいえばAppleもそうだ。私の言っていることが正しいと信じてもらうのに十分に立派な実例だと思うが。



率直に言って、私は投資家ということになってはいるが、私が一番興奮させられる相手は、必ずしも一番金を儲ける相手ではない。私が興奮するのは悪し き独占を打ち砕くようなものだ。たとえば私が共同的なソーシャルニュースを気にいっているのは、それが大金を稼ぎそうだからではなくて―稼ぐかもしれないが―オールドメディアがいかにだらしない仕事をしてきたか証明してくれるからだ。



人が欲しがるものを作るいちばん簡単は方法は自分が欲しいものを作ることだ。まだ現在ないもので自分が欲しいものは何だ? たとえばこれは90年代初めの話だが、友達の1人が長距離電話料を払わずに台湾にいるガールフレンドと話をしたいので音声をデータにコンバートするソフトを書いたことがある。これなどはスタートアップにできたらすばらしいプロジェクトになっていたはずだ。

もし少し年齢が高かったり特定の分野に十分な経験があるなら、自分は欲しくないが、人が欲しがるかもしれないと思うものを作ろうとしてもよい。しか しこれはずっとリスクが大きいやり方だ。ほとんどの偉大なスタートアップはファウンダー達が欲しいものを作ることから始めたと思う。Google、 Yahoo、 Apple、それにMicrosoftでさえそうだ。
(TechCrunch Japaneseより引用)

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